2010年01月23日

映画「ウーマン・オン・トップ」(改訂)

前から気になっていた映画の一つ、フィナ・トレス監督作「WOMAN ON TOP(ウーマン・オン・トップ)」(2000)




サウンドトラックCDはすでに持っていて何度か聴きました。


Vários Artistas / Woman on Top - OMPS 2000
volume 9643

この度(2006年9月)、廉価版DVDを購入できたので念願が叶いました。
この映画はペネロペ・クルス(*1)のハリウッドデビュー作。
ブラジル出身の女性監督、フィナ・トレスがハリウッドに招かれて2000年に撮った作品。

タイトルは「女性上位」を意味するとDVDを見て初めて知りました。
ペネロペ演じるイザベラがそうなんです。
それに嫌気がさした旦那が浮気。
怒ったイザベラはサンフランシスコの友人(オカマ)の元へ。
料理の腕前が功を奏して、テレビ・デビュー。
そこへ彼女と撚りを戻すために夫が現れた。
イザベラは仕事を取るか夫を取るか悩んだ末に、結局は夫を選び、故郷へ。
映像美ほどには意外性のないストーリーですが、
ボサノバやサンバが流れて心地よいです。

耳に付いたこの曲、Falsa Baiana
映画では Paulinho Moska が吹き替え版を歌ってます。
Geraldo Fereiraの作品。
Radio UOL で musica検索してみたら、
次のアーティストで聴き比べできました。

Gal Costa / Acústico MTV / Falsa Baiana 209751
Gal Costa / Minha Voz, Minha Vida / Falsa Baiana 139356
João Gilberto / Grandes Sucessos De João Gilberto / Falsa Baiana 150712
Claudya e Zimbo Trio / Entre Amigos / Falsa Baiana 7752
Stan Getz & João Gilberto / The Best of Two Worlds / Falsa Baiana 184965
Elis Regina / No Fino Da Bossa Volume II / Falsa Baiana-Sufixo 5025

(*1)第81回(2009年)アカデミー賞、助演女優賞、『それでも恋するバルセロナ』(監督・脚本:ウディ・アレン)。
第59回(2006年)カンヌ国際映画祭、主演女優賞:『ボルベール/帰郷』(監督・脚本:ペドロ・アルモドバル)  

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2010年01月10日

DVD: Ana Carolina / 9+1

2009年にCD"N9ve "(*1)をリリース。



通常ならここでDVD"N9ve"を出すところだが、
デビュー10周年なので、"Multishow Registro - Ana Car9lina+1"(*2)と題するDVDを出した。
下に掲載するのはCD盤で全10曲。


次のURLで試聴できる。
http://www.radio.uol.com.br/volume/_/_/19261

一方、DVD盤(デジパック仕様)は全14曲(Extra1曲を含む)。
CD(*1)にない次の4曲が収録されている。
02. 10 MINUTOS (DIMMI PERCHÉ)
09. RESTA (Chiara Civello)
13. TRAIÇÃO (Esperanza Spalding)
14. ENTREOLHARES (John Legend)(シングルCDがヒット!)

タイトルはいかさないが、DVDの内容はメチャクチャいかす!
基本的に豪華ゲストとのデュエットで、これまでのヒットソングを歌ってる。
ただし、近作中心!
ゲストの顔ぶれを収録順に上げると、ー
Maria Bethânia / Ângela Rô Rô / Seu Jorge / Roberta Sá /
Luiz Melodia / Gilberto Gil / Maria Gadú / Chiara Civello / Zizi Possi /
Antônio Villeroy / Esperanza Spalding / John Legend

一応ライブだが、池を囲んだ庭で収録してる恰好。
音録りが本当に屋外で行われたのか怪しいシーンもちらほら。
まず、のっけにMPBのベテラン女性歌手を惜しげもなく収録したのに驚いた。
ベテラン連中とのデュエット曲について印象を書いてみよう。
01. EU QUE NÃO SEI QUASE NADA DO MAR (Maria Bethânia)
●マリア・ベターニャ:歌唱力があるせいか、アナ好みのロックぽいアレンジでも結構いける!
03. HOMENS E MULHERES (Ângela Rô Rô)
●アンジェラ・ロ・ロ:声はしわがれ、キーはアナと同じ。アナが年を取るとこんな風になるかもと変な想像。
06. CABIDE (Luiz Melodia)
●ルイズ・メロディア:まあまあかな。
07. TORPEDO (Gilberto Gil)
●ジルベルト・ジル:声がしわがれて生彩がない。猿に似た奇声を上げてお茶を濁している。
10. RUAS DE OUTONO (Zizi Possi)
●ジジ・ポッシ:容色は衰えて来たが、音域が広く繊細な歌声は相変わらず美しい!

そして、他にはー、
04. TÁ RINDO, É? (Seu Jorge)
●セウ・ジョルジ:彼の低いキーの歌声のせいで、アナの歌声のキーが高く聞こえるから不思議。一緒にライブ盤を作った仲で、息もぴったり!
05. MILHARES DE SAMBAS (Roberta Sá)
●ホベルタ・サー:貫禄があるアナの横でホベルタはこの上もなく愛苦しい!!
08. MAIS QUE A MIM (Maria Gadú)
●マリア・ガドゥ:MPB界期待の新人は歌がうまそう!
09. RESTA (Chiara Civello)
●キアラ・シヴェロ:CD"N9ve"で共演したSSW。朱色のドレスの胸元がまぶしい。ゲスト一の華。
13. TRAIÇÃO (Esperanza Spalding)
●エスペランサ・スポルディング:ウッド・ベースを弾きながら歌う高い声にうっとり!バークレイ音楽院最年少講師の貫禄。
11. HEROÍNA E VILÃ (Antônio Villeroy)
●トトーニョ(Antônio Villeroyの愛称):アナのためにすばらしい曲を書き続ける盟友。意外にもアナより高いキーの声の持ち主。
14. ENTREOLHARES (John Legend)
●ジョン・レジェンド:唯一のスタジオ収録でボーナストラック扱い(Extra)。スティービー・ワンダーに似た声の持ち主で歌もうまい。覚えやすいR&B/Popsを書く才人のようだ。
なお、2曲目の10 MINUTOSと8曲目の8 ESTÓRIASはアナのソロ。

(*1)"N9ve "、読み方はNove。
(*2)"Ana Car9lina+1"、読み方はAna Carolina, Nove+Umだろう。  

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2009年10月13日

映画「ミステリー・オブ・サンバ」

ブラジル映画祭2009の目玉作品です。
東京でのロードショーが終わった後は大阪で。
阪神九条駅最近くのアート系映画館に迷いながら行ってきました。

さて、この映画。
MPB界の歌姫、Marisa Monte(マリーザ・モンチ)らによる共同制作です。
彼女がPortela(ポルテーラ)というサンバ・チームの長老たちVelha Guarda(ヴァーニャ・グルダ)に取材し、
音源が保存されていない懐かしの名曲を発掘していく過程を描いたドキュメンタリー映画です。
とは言っても、教養映画じゃなく、音楽映画として楽しめました。

マリーザの父はポルテーラの役員を務めたことがある人物なので、
当然、マリーザはサンバ、特にポルテーラのそれを聴いて育った筈。
中流社会の彼女が下流社会の音楽を探求するために重要なガイドを務めた人物がPaulinho da Viola(パウリーニョ・ダ・ヴィオラ)。
彼女に世界で最もエレガントな男と言わしめたミュージシャンです。
映画の中では戸外に椅子を出し、パウリーニョのカバキーニョ一本をバックに二人で何曲かをデュエット。
このシーンが最高にクールでした!!

マリーザがインタビューしたオヤジたちは大抵若い頃、マランドロ(ならず者)。
でも、サンバの虜になって仕事の傍ら、音楽道楽。
オヤジの中には自分の音楽を、悪くはないねえ(ほどほどという意味だと思う)とシコ・ブアルキに評された者も。。。
歌詞のテーマは男女のはれたほれたで、通俗的ですが、
日本の演歌のような湿り気がなく、すべては神の思し召しという感じに歌い上げるのがサンバの真骨頂だなあと字幕を読みながら思いました。

そういうソレガシですが、最後のホーダ(テーブルを囲んでの大合唱)のシーンでは感涙してしまいました!
サンバにはソレガシの感性に訴える何かがあると実感した次第です。

http://www.gresportela.com.br/
http://twitter.com/gresportela
http://beta.radio.uol.com.br/volume/_/_/17880

ミステリー・オブ・サンバ 〜眠れる音源を求めて
O Mistério do Samba
監督: カロリーナ・ジャボール (Carolina Jabor) / ルラ・ブアルキ・デ・オランダ (Lula Buarque de Hollanda)
出演: マリーザ・モンチ(Marisa Nonte) / パウリーニョ・ダ・ヴィオラ(Paulinho da Viola) / ヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテーラ(Velha Guarda da Portela)
ブラジル, 2008年, 88分, カラー

この映画を観たおかげで、ブラジル大衆音楽の曲作りの謎が一つ解けました。
それは曲作りの方法として、日本や欧米のように、作曲と作詞という分け方をしないということです。
映画の中の証言に寄れば、二人で共作する場合、大抵は前半、後半という分け方をするそうです。
なるほどなあ。。。

(おまけ)
こんな書籍がある。ただし、この映画と直接の関係はない。

  

Posted by decky_kobe at 01:24Comments(0)TrackBack(0)

2009年08月03日

映画"ヴィニシウス(Vinicius)"/2005

ソレガシが住む神戸にやってきました!
チラシで知ったのですが、2005年制作なんですなあ。
それがリオの姉妹都市、神戸にやって来たのが4年後。
この時差は何を意味するのでしょう?
神戸っ子に慌てて見せたって。。。とか?
さもありなん!
神戸公開初日(8/1Sáb.)はこともあろうに「みなとこうべ海上花火大会」と重なり、大方は花火を優先したのでした!
おかげで映画館にはせ参じる途上、歩行者であふれかえる歩道付近で車は立ち往生。
上映開始時刻にたどり着けませんでした。
しかし、お目当ての Adriana Calcanhotto が Eu Sei que Vou te Amar を歌うシーンはなんとか見逃さずに済み、幸せ気分になれました。

長くなりそうなので、今回はここまで。

ポルトガル語が分かれば文句なしに笑えるラストシーン。
YouTubeで見つけたので貼付けておきます。



おまけはRadioUOLから。
escuta V.A. - Vinícius - Trilha Sonora 2005  

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2009年02月22日

サンパウロ・ファッション・ウィーク(テスト)

  

Posted by decky_kobe at 13:42Comments(0)TrackBack(0)

2006年09月21日

映画「WOMAN ON TOP(ウーマン・オン・トップ)」



前から気になっていた映画の一つ。
サウンドトラックCDはすでに持っていて何度か聴きました。
この度、廉価版DVDを購入できたので念願が叶いました。
この映画はペネロペ・クルスのハリウッドデビュー作。
ブラジル出身の女性監督、フィナ・トレスがハリウッドに招かれて2000年に撮った作品。

タイトルは「女性上位」を意味するとDVDを見て初めて知りました。
ペネロペ演じるイザベラがそうなんです。
それに嫌気がさした旦那が浮気。
怒ったイザベラはサンフランシスコの友人(オカマ)の元へ。
料理の腕前が功を奏して、テレビ・デビュー。
そこへ彼女と撚りを戻すために夫が現れた。
イザベラは仕事を取るか夫を取るか悩んだ末に、結局は夫を選び、故郷へ。
映像美ほどには意外性のないストーリーですが、
ボサノバやサンバが流れて心地よいです。

耳に付いたこの曲、Falsa Baiana
映画では Paulinho Moska が吹き替えで歌ってます。
これを Radio Terra の Localizer で musica検索してみたら、
サンバのスタンダードであることが分かりました。
Ciro Monteiro - Série Aplauso
1996 BMG Velha guarda
http://radio.terra.com.br/includes/internas_albuns/2/2400.html
の2曲目です。
http://radio.terra.com.br/playersG/index2.php?skin=skin_1&tipoPlayer=5&id=26080&texto=&vinheta=1&comercial=1&inicio=1&alt_id=undefined
これをガル・コスタも歌ってます。
Gal Costa - Le Gal
1970 Polygram MPB
http://radio.terra.com.br/includes/internas_albuns/5/5756.html
の10曲目で歌ってます。
http://radio.terra.com.br/playersG/index2.php?skin=skin_1&tipoPlayer=5&id=70088&texto=&vinheta=1&comercial=1&inicio=1&alt_id=undefined
こちらはボサノヴァ・アレンジ。  

Posted by decky_kobe at 23:53Comments(0)TrackBack(1)

2006年07月15日

映画「Frida(フリーダ)」



ケーブルTVで一度見たことがある映画ですが、
主人公であるメキシコの女流画家、フリーダ・カーロの壮絶な一生が描かれていました。
彼女がバス事故で負った傷のすごさもさることながら、
夫であるディエゴ・リベラとの恋愛や夫婦生活も壮絶です。
この映画の主人公の人生を映画で知ると、自分の人生なんて取るに足りないちっぽけなものに思えてきます。

そのサウンドトラックにCaetano Veloso(カエターノ・ベローゾ)の歌が収録されています。
メキシコ音楽風なんですが歌詞は英語です。
このサウンドトラックについては次のページを参照。
http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/frida/main.html


試聴はこちら。
Vários - Frida 2003
曲目リスト 007557-7
全曲試聴 007557-7

壮絶な彼女の人生を彷佛とさせる曲ばかりです。

カエターノが歌った映画音楽で印象に残った曲は他にアルモドバル監督作のスペイン映画「Talk To Her(トーク・トゥー・ハー)」の
「ククルクク・パロマ」があります。
  

Posted by decky_kobe at 20:52Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月27日

映画"BOSSA NOVA"/Bruno Barreto監督



まだ観たことありません。日本未公開。
B級コメディーみたいです。
上画像はビデオパッケージ。
Full title is: Bossa Nova
Directed by Bruno Barreto
Starring Alexandre Borges as Acacio
Starring Amy Irving as Mary Ann Simpson
Original Release: 2000 DVD Released: 12/2000

サウンド・トラックCDはー、
Bossa Nova: Original Motion Picture Soundtrack (1999 Film) [SOUNDTRACK]
Eumir Deodato

http://images.amazon.com/images/P/B00004STPQ.01._SCLZZZZZZZ_.jpg
このジャケットはブラジル盤のものでしょうか、、。
もう一種あります。

http://ec1.images-amazon.com/images/G/01/ciu/aa/3b/a661b340dca060ff6c615010.L.jpg
こちらは映画のB級さが出てます。
おそらく、US盤でしょう。
音楽はエゥミール・デオダート担当。
とは言え、全15曲のうち、彼のオリジナルは2曲でアレンジが3曲。
後はスタンダード・ナンバー。
ボサノバ初心者にはもってこいという選曲になってます。
試聴サイト 
詳細説明  

Posted by decky_kobe at 23:06Comments(0)TrackBack(1)

2006年05月23日

映画「ワンダーランド駅で」

ケーブルテレビの洋画専門チャンネルで偶然観た映画。原題は"NEXT STOP,WONDERLAND"(1998)。監督はBrad Anderson(ブラッド・アンダーソン)。



挿入歌がボサノヴァ一色。ストーリーはニューヨーカーの若い同棲男女の別離と再会、そして新たな出会い。音楽が僕の大好きなボサノヴァのせいか、ヒロイン役のHope Davis(ホープ・デイビィス)が何と美しく見えた事か。。。確かに別れは悲しいけれど、もっと良い出会いがきっとあるよと思わせてくれる結末は恋を待ち望む方を勇気づけてくれるでしょう。男女のすれ違いがテーマながら、なかなかイイ男に巡り会えないヒロインが最後に地下鉄電車で出会った男と恋に落ちそうな予感を抱かせて物語は終わるから。ワンダーランド駅近くのビーチを二人が散歩するラストシーンが格別に美しい。とは言え、手ぶれ防止のないハンディーカメラで撮った映像には別な意味で酔ってしいます。笑。

この監督は大のブラジル音楽ファンらしいですが、音楽はアルゼンチン出身のClaudio Ragazzi(クラウディオ・ラガッツィ)。サウンドトラック盤には彼が自作自演する4曲の他、Elis Regina(エリス・レジーナ)、Bebel Gilberto(ベベウ・ジルベルト)やAstrud Gilberto(アストラッド・ジルベルト)の歌などを収録。
詳細なリストと試聴はこちら。  

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2006年05月21日

ナスジオ「リオデジャネイロの魅力」は、、

原題は"WILD RIO"。
内容はリオ市民と共存生活を営んでいる野生生物の紹介でした。
紹介された野生生物はー、
(1)イパネマ海岸に棲む白っぽい色の蟹
(2)サンバチームの山車の保管倉庫に棲むオポッサム(ネズミに似た有袋類)
(3)人家のプールに迷い込んだワニ(人を襲ったことがないと言われるカイマン)
(4)砂糖パンの丘に棲むマーモセット(小型の猿)
(5)アパートの窓を叩いて餌をねだるフサ尾巻き猿
(6)スラム街で餌を漁る大蛇(レッドテールボア)
などなど。
邦題から観光地スポットの紹介と勝手な想像をして見たので、肩すかしを食った感じ。
まあ、黒い肌に光る汗をかきながら肢体をくねらす踊子の映像が随所に挿入されてたので溜飲を下げました。笑
BGMはもちろん、サンバ、ボサノヴァ。
DVDライブラリには「リオの野生生物」という名称で保存。

関連記事:http://bossamigo.pokebras.jp/e1406.html  

Posted by decky_kobe at 18:06Comments(0)TrackBack(0)